FXにはどのMA(移動平均線)がいい?おすすめMA3つと設定方法

パーフェクトオーダー
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ゆん
財テクアドバイザーゆんです^^

この記事ではFXトレードをする時に一番使われているインジケーターMA(移動平均線)について解説します。

FX取引を学び始めて最初にチャートに出すインジケーターはMA(移動平均線)だと思います。

FX初心者

・MAの数値が重要なんだと思い、勝っている人のMAの数値をブログで見て入れてみたけど、うまくいかない。

・いろいろと数値を変えたり、たくさん出したりしたけどうまくいかない(+_+)

MAの数値が重要なんだと思い、勝っている人のMAの数値をブログで見て入れてみたけど、うまくいかない。

いろいろと数値を変えたり、たくさん出したりしたけどうまくいかない(+_+)

っていう悩みをよく聞きます。

私も同じでした。

今回はMAの意味と設定の仕方、 おすすめMAの数値を解説します。

MA(移動平均線)とは

MA(移動平均線)とは、FXトレードで多くの人が使うインジケーターの1つです。

インジケーターって何のこと?っていう方は↓↓下の記事を参照してくださいね。

⇒FX環境認識で使うインジケーター:移動平均線(MA)とは

MAは『 Moving Average』が正式名称です。

頭文字をとって『エムエー』と言っています。

MA(移動平均線)は、一定期間の平均価格を線でつなぐことで、ローソク足のジグザグした値動きをならして、トレンドの方向や強さを見るために使います。

移動平均線には計算方法によって、単純移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均などの種類があります。

加重移動平均はあまり使わないので、 単純移動平均と指数移動平均について解説しますね。

SMA(単純移動平均線)とEMA(指数平滑移動平均線)との違い

単純移動平均線はSMA(エスエムエー)といい、指数平滑移動平均線はEMA(イーエムエー)といいます。

SMA(単純移動平均線)とEMA(指数平滑移動平均線)との違いを解説します。

ザクっと解説すると、SMA(単純移動平均線)は終値の平均、EMA(指数平滑移動平均線)は直近の終値を重視した値の平均です。

◆SMA(単純移動平均線)エスエムエー

まずは、基本となる単純移動平均線を例に説明します。

単純移動平均線は、『Simple Moving Average』とという正式名称なので、『SMA』エスエムエーと呼ばれています。

単純移動平均線は、一定期間の複数の終値について平均値を算出したものです。

たとえば20日移動平均(20SMA)は、今日を含めた過去20日間の終値を合計し、日数の20で割って平均した数値を線でつないでいます。

MAはなぜ終値なのか

移動平均線(MA)は平均を出す値がなぜ終値なんでしょうか。

それは、終値は次の日の取引に最も近い価格だからなんです。

株式市場ではこれから先の価格の推移を考えるのに一番重要視されるのは、最も近い過去の価格です。

つまり、終値が一番重要視されるわけです。

為替市場も同じで前日の終値をブレイクすると、レートが一気に動く時があります。

終値がかなり意識されていることがわかります。

SMA(単純移動平均線)の欠点
単純移動平均線は過去の終値の平均から算出されるので、トレンド転換した後に新しいトレンドが発生したことを知らせるシグナルが出るのが遅いという欠点があります。

◆EMA(指数平滑移動平均線)イーエムエー

指数平滑移動平均線は『Exponential Moving Average』という正式名称なので、『EMA』イーエムエーと呼ばれています。

指数平滑移動平均線は直近の終値を重視して算出するので、SMA(単純移動平均線)と比べると、直近の動きに沿っています。

「直近の終値に比重をかけて」っていってもよくわかりませんよね。

画像で見てください。

SMAとEMA
SMAとEMA

SMA(単純移動平均線)はブルー、EMA(指数平滑移動平均線)はピンクです。

EMAピンクの方がSMAブルーよりローソク足に沿って動いていますよね。

どちらがいいかは好みなので、実際にチャートに出してローソク足との関係などを見てください。

私はSMAを使っています。

MA(移動平均線)の弱点

MA(移動平均線)の弱点は、終値の影響を受けるので、相場に先行することはない後追いのインディケーターだということです。

MAだけで相場の行き先を予測はできません。

MAは今の状況を判断する指標ということですね。

MA(移動平均線)の設定

MA(移動平均線)の出し方と設定について解説します。

MA(移動平均線)出し方
MA(移動平均線)出し方

チャートの『挿入』 ⇒ 『インディケータ』 ⇒ 『トレンド』 ⇒ 『Moving Average』をクリック

2つ目の窓に『Moving Average』(画像では青い枠)が出てればそれをクリックします。

MAパラメータ
MAパラメータ

『Moving Average』という窓が出てきます。

simple選択
simple選択

『パラメータ』になっているのを確認します。

・期間 ⇒ 20
・移動平均の種別 ⇒ Simple

に設定します。

色を選択
色を選択

色を好きな色に変えます。

OKクリック
OKクリック

OKをクリック

SMAが出ます
SMAが出ます

20SMA(単純移動平均線)が出ました!

MA(移動平均線)の削除の仕方

MA(移動平均線)の削除の仕方について解説します。

移動平均線にカーソルを合わせる
移動平均線にカーソルを合わせる

消したいライン(移動平均線)にカーソルを合わせる

⇒ 右クリック

分析ツールを削除
分析ツールを削除

小さい窓が出てきます。

⇒ 『分析ツールを削除』をクリック

MAが削除されます。

MA(移動平均線)の数値と種類

MA(移動平均線)の数値というのは、「どれくらいの期間に設定するか」の数値です。

例えば、20日間に設定すると20MAとなります。

FX取引が休日の土日を除くと1か月は21日なので、

21MAを出している人は多いと思います。

20MA、25MAを出している人もいます。

株式投資をする人は25MAが多いですね。

短期、中期、長期の数値を設定する人もいれば、中期だけの人もいます。

短期は5MA、10MA、20MA、25MA、中期は50MA、75MA、長期は100MA、200MAなどです。

数値については数限りなく出すことが出来ますが、あまり出してしまうとローソク足が見えなくなってしまうので、おすすめしません。

チャートに出すMAの種類はSMA(単純移動平均線)とEMA(指数平滑移動平均線)のどちらかでいいです。

おすすめMA(移動平均線)3つ

私がおすすめのMA4つは、20MA、80MA、120MAです。

SMAでもEMAでもどちらでも構いません。

画像はSMAを入れています。

1時間足に20SMA、80SMAを入れ、4時間足に20SMAと120SMAを入れています。

画像を見てください。

1時間足に入れたMA
1時間足に入れたMA

↑↑上は1時間足に20SMA、80SMAを入れたチャートです。

4時間足に入れたMA
4時間足に入れたMA

↑↑上は4時間足に20SMAと120SMAを入れたチャートです。

80MA、120MAは80日間、120日間の移動平均線という意味ですが、

1時間足に80MA(20MAの4倍)を出すことで4時間足のトレンドがだいたいわかり、4時間足に120MA(20MAの6倍)を出すことで、日足のだいたいのトレンドがわかるからです。

私は、20MA、80MA、はSMAを出して、120MAは、SMAとEMAを出していますが、どちらかを選ぶとしたらSMAを選びます。

SMAの方が、なだらかだからという単純な理由です。

MA(移動平均線)の使い方

よくいわれているMA(移動平均線)の使い方は、短期移動平均線と長期移動平均線がクロスする、ゴールデンクロスとデッドクロスだと思います。

それは別の記事で解説しますね。

↓↓の記事を参照してくださいね^^

⇒FX手法ゴールデンクロスの欠点3つと回避するコツ【初心者向け】

今回は私のMAの使い方を解説します。

私のMAの使い方

私のMA(移動平均線)の使い方といっても特別なことではないです^^

MAの上にローソク足がある時だけ、買いのトレードをして、MAの下ローソク足がある時だけ、売りのトレードをします。

また、1時間足で20MAと80MAが離れている時、4時間足で20MAと120MAが離れている時は、20MAをブレイクした後、80MAまたは、120MAまでをトレードすることもあります。

また、なるべくMAとローソク足がからんだところでエントリーします。

ローソク足とMAが乖離(離れている)しているところではエントリーしません。

FXトレードを始めたばかりの頃は、ローソク足の動きに翻弄されますよね。

ローソク足がグングン伸びると、飛び乗ってしまい、飛び乗ったとたんに逆に行ってしまう(+_+)

そういう経験をした人は多いと思います。

なぜエントリーしたとたんに逆行するのかというと、MAからローソク足が離れると、MAに戻ろうとするからなんです。

画像を見てください。

MAとの乖離
MAとの乖離

①は青い陽線が伸びています(結果的にはヒゲで終わっています)②③は赤い陰線が伸びています(結果的にはヒゲで終わっています)

3つともMA(移動平均線)からローソク足が離れています。

MAから離れると戻ろうとするので、押しや戻りが入ります。

押し目買いや戻り売りというのは、このことです。

ブレイク手法の場合は、直近高値や安値をブレイクしたあとにエントリーしますが、ロスカット位置が大きくなります。

注意

MA(移動平均線)とローソク足が離れている時はエントリーしない。
戻りか押しを待つ。

 

初心者さんがやってしまうMA(移動平均線)を使った失敗例

初心者さんがやってしまうMA(移動平均線)を使った失敗例を解説します。

MAを使った失敗
MAを使った失敗

「20MAを下に抜けたらエントリー」というルールを作ったとします。

ルールはいいのですが、価格がどこまで行くかわからないのでずっとチャートを見ていることになります。

①②③ともグーンと下に伸びているのでしばらく保有していると、今度は上昇してしまいます。

また下がるだろうと保持していてもどんどん上がってしまうので、結局微益で決済ですね。

微益決済ならまだいいのです。

①の場合は、下ヒゲの長い陰線が伸びている時に決済できればいいですが、そのあと3本目に、上ヒゲの長い陽線が出ているので、そこでマイナスが大きくなってしまうため、初心者さんだと手動でマイナス決済してしまいます。

基礎がわからないと、ずーっと見ていたとしても決済位置がわからなければどうしようもないですよね。

MA抜けのルールは、それ1つだけでは勝ち続けるのは難しいと思います。

エリオット波動が分かれば、利確位置がだいたいわかります。

FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント

MAはいらない?

MAはジャマなのでいらないという人もいます。

MAなしでももちろんトレードはできます。

私は、最初MAを出していても目に入っていなかったのですが、パーフェクトオーダーを見るようになってからトレード成績がよくなったので、チャートを開いたらまずMAを見るようにしています。

MA(移動平均線)のパーフェクトオーダー

MA(移動平均線)のパーフェクトオーダーというのを解説します。

パーフェクトオーダー
パーフェクトオーダー

画像のように、例えば、MAを数本出していたとして、その数本のMAがキレイに並んだところをパーフェクトオーダーといいます。

どの時間足でもMAが順番に並んだところはパーフェクトオーダーといいます。

アップトレンドのときは、ローソク足の下にMAがあり、下から80MA、20MAと並び、ダウントレンドの時は、ローソク足の上にMAがあり、上から80MA、20MAとキレイに並んでいる時がパーフェクトオーダーです。

パーフェクトオーダーになってからトレードする手法は
↓↓の記事を参照してくださいね。

FX初心者におすすめすぐに使えるMT4の無料インジケーター3つ

 

まとめ

FXにはどのMA(移動平均線)がいい?おすすめMA3つと設定方法

について書いてきました。

SMA(単純移動平均線)とEMA(指数平滑移動平均線)との違いは、SMA(単純移動平均線)は終値の平均、EMA(指数平滑移動平均線)は直近を重視した終値の平均です。

MA(移動平均線)は、相場に先行することはない後追いのテクニカル指標なので、MAだけで相場の行き先を予測はできません。

MAは今の状況を判断する指標です。

MAの数値については数限りなく出すことが出来ますが、たくさん出してしまうとローソク足が見えなくなってしまうので、おすすめしません。

私がおすすめのMA3つは、20MA、80MA、120MA、です。

私のMAの使い方もお伝えしました。

MAのパーフェクトオーダーを使ってトレードで勝てるように過去検証をしてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

財テクアドバイザーゆんでした^^

 

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