FX投資で使う一目均衡表5本の線の目からウロコの事実と設定方法

一目均衡表 半値戻り
一目均衡表 半値戻り
ゆん
財テクアドバイザーゆんです^^

今回は株式投資でもFX投資でも使う人が多い、有名なインジケーター『一目均衡表』(いちもくきんこうひょう)について解説します^^

『一目均衡表』って線がたくさんあって、何だかよくわからないですよね。

私も最初は「こんな難しそうなのわかるわけない」と思っていたんですが、これがナント、考え方がとっても使えるんです。

『半値戻し』っていう言葉を聞いたことがあると思いますが、『一目均衡表』の5本の線のうち4本が半値を基準とした線なんです。

半値を意識しながらチャートを分析すると、チャートの見え方が変わってくると思います。

『一目均衡表』の5本の線の意味と設定方法をわかりやすく解説します^^

事実を知ると、目からウロコですよ。

FXトレードで使う一目均衡表とは

『一目均衡表』は英語で書くと、そのままIchimoku Kinko Hyo です。

MT4のインジケーター名もIchimoku Kinko Hyo のように出てくるのでわかりやすいですね(^-^)

『一目均衡表』は細田悟一氏(ペンネーム:一目山人)が昭和の初期に考案した日本初のテクニカル分析手法です。

世界最高峰のテクニカル分析とも言われています。

スゴイですね。

株式投資で考案された『一目均衡表』ですが、もちろんFX投資でも使えます。

名前の通り、「一目(ひとめ)で均衡がわかるチャート」というテクニカル指標(インジケーター)です。

相場には、「買い手」と「売り手」がいて、両方の均衡が崩れた方向へ価格が動きます。

「いつ相場が変化するのか」という「時間軸」を重視しているのが、『一目均衡表』です。

一目均衡表:5本の線の数値と見方

『一目均衡表』をチャートに出してみると線がたくさんあって、「ナニコレ?」って思いますよね。

それぞれの線の見方がわかると、「よくわからないから使えないと思っていたインジケーターだけど、意外に使えるんだな。」とわかりますよ。

知れば知るほど深いのが『一目均衡表』なので、今回は初心者の方向けに解説します^^

では、まず一目均衡表の5本の線の数値と見方を解説します^^

計算式は〇〇日間となっていますが、書籍では、わかりやすいように日足で説明されてます。

『一目均衡表』は長期足でも短期足でも使えるので、〇〇日間は〇〇本と考えてもOKです。

例えば、1時間足なら、基準線は(過去26本間の最高値+過去26本間の最安値)÷2 となります。

一目均衡表 線の名前
一目均衡表 線の名前

一目均衡表は5本の線で出来ています。

一目均衡表
・基準線
・転換線
・先行スパン1
・先行スパン2
・遅行線

基準線

基準線は(26日間の最高値+26日間の最安値)÷2 で算出されます。

中期の相場水準、中期トレンドの方向、そして中期勢力の均衡点を表わしています。

相場水準とは
一定期間の相場の標準となるレートのことです。つまり基準線の場合は26日間の中心値。その間の最高値と最安値の中央に位置するレートです。

 

均衡点とは
基準線の線上(線ちょうど上)にレートがあった場合、中期的に買い勢力と売り勢力の均衡がとれているということがわかります。

基準線の線上(線のちょうど上)にレートがあるということは、26日間の半値位置にいるということになりますね。

転換線

転換線は(9日間の最高値+9日間の最安値)÷2 で算出されます。

短期の相場水準、短期トレンドの方向、そして短期勢力の均衡点を表わしています。

基準線と転換線は、移動平均線(MA)と同じように考えていいです。

移動平均線(MA)でいうと、基準線が26MA、転換線が9MAと同じような動きをします。

違うところは、移動平均線(MA)は終値(おわりね)の平均値を使っていますが、基準線と転換線は指定期間の最高値と最安値の中間の値を使っているところです。

基準線と転換線はどっちがどっちだか最初はわからなくなるので、お互いを比べながら特徴を挙げてみます。

基準線と転換線
・レートにくっついて動く ⇒ 転換線
・動きが転換線よりゆるやか ⇒ 基準線
・アップトレンド中は上にある ⇒ 転換線
・ダウントレンド中は下にある ⇒ 転換線

先行スパン1

先行スパン1は、(基準線+転換線)÷2を26日間先に描写しています。

この計算式から、何がわかるのかと聞かれても「?」ですよね。

典型的なパターンでいくと、レートが底をつけてから17日目と18日目の間でレートと先行スパン1がクロスします。

ということは、長期(52日間)のアップトレンド相場または、ダウントレンド相場の3分の1戻しの位置になります。

3分の1という数値は、重要な数値で、半値と共に押し目や戻り目の候補になる位置なんです。

先行スパン2

先行スパン2は、(52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を26日間先に描写しています。

つまり、先行スパン2は過去52日間の値動きの中心値を出し、それを26日将来にずらして描写した線です。

長期の相場水準、長期のトレンドの方向性、長期トレンドの均衡点を表しています。

先行スパン1と先行スパン2には数値の違いでズレがあるため、そこの空間が雲のように見えるので、『雲』と呼んでいますが、原書では『抵抗帯』といい、『雲』という言葉は出てきていません。

52日間安定して上昇したレートが、押し目をつけ始めると半値押しになるのが、52日の半数、26日後と仮定して先行スパン2の数値は26日後に描写されています。

先行スパン2までにラインを引き、そのラインでのローソク足の動きを見てトレードします。

遅行スパン(遅行線)

遅行スパンは遅行線と言っている解説書もあります。

遅行スパンは結構重要で、現在のレートを26日ずらして、過去に描写しています。

26日前のレートと現在のレートの関係を気づかせてくれるわけです。

26日前のレートを現在のレートが上抜けしている。
26日前のレートを現在のレートが下抜けしている。
26日前のレートと現在のレートはあまり変わらない。

という具合です。

26日というのは、中途半端な数値に思えますよね。

ここが『一目均衡表』のポイントになるところで、「計算式は本日を入れて」となっています。

つまり、本日を入れないと「25日前」ということになりますね。

『一目均衡表』は株式投資のために作られたインディケータなので、株式市場が営業している25日間(1か月)のデータということになります。

FXで使う一目均衡表はレートの半値を重要視する

FXトレードで使う『一目均衡表』はレートの半値を重要視しています。

というのは、アップトレンドでも、ダウントレンドでも、レートが一直線に進むのではなく、ジグザグして進んでいくので、必ず押しや、戻りが入りますよね。

そこを狙うのが押し目買い、戻り売りです。

半値あたりに押しや、戻りが入るのが多いんですね。

画像で解説します^^

半値戻り
半値戻り

画像では緑ラインの半値あたり(赤ライン)にレートが戻って、上がっていってます。

このチャートに『一目均衡表』を入れてみます。

一目均衡表 半値戻り
一目均衡表 半値戻り

基準線で跳ね返されていますね。

チャートに『一目均衡表』を入れたら、まず基準線を見るといいですね。

右肩上がりならアップトレンド、右肩下がりならダウントレンド、平行ならレンジ相場ということが一目でわかります。

一目均衡表 レンジ相場
一目均衡表 レンジ相場

移動平均線(MA)もレンジ相場ではヨコヨコに動きますが、一目均衡表の方がほぼまっすぐに平行になっているので、見やすいですね。

なぜ、レンジ相場ということがわかった方がいいかというと、レンジ相場のトレードは、簡単そうでいて、初心者さんには稼ぎにくいからです。

トレンドが出ている相場で、トレンドフォローをした方が優しいからです。

一目均衡表のMT4設定方法(画像あり)

一目均衡表のMT4での設定方法を解説します^^

一目均衡表 設定
一目均衡表 設定

『挿入』 ⇒ 『インディケータ』 ⇒ 『トレンド』 ⇒ 『Ichimoku Kinko Hyo』をクリック

これで『一目均衡表』が出ます。

2番目の窓(青い枠)に『Ichimoku Kinko Hyo』とあれば、そちらをクリックしてもOKです。

一目均衡表 色編集
一目均衡表 色編集

数値の設定(パラメータ)は、デフォルト(最初のまま)でOKです。

色は好きな色にしてください。

上の色で『一目均衡表』出してみると、↓↓下のようになります。

一目均衡表 見本
一目均衡表 見本

まとめ

FX投資で使う一目均衡表5本の線の目からウロコの事実と設定方法

について書いてきました。

いかがでしたでしょうか。

『一目均衡表』の目からウロコの事実というのは、『半値』を徹底的にチャート上に出しているということですね。

『一目均衡表』には5本の線があります。

・基準線
・転換線
・先行スパン1
・先行スパン2
・遅行スパン

このうち、「遅行スパン」以外の4本は全て半値を使って計算しています。

フィボナッチリトレースメントでも、半値の50%ラインと61.8%ラインがよく意識されていますよね。

フィボナッチリトレースメントって何?という方は↓↓下の記事を参照してくださいね。

⇒フィボナッチリトレースメントを使ってFXで利益を出す3つのステップ

『一目均衡表』は奥が深くて、全てを知ろうと思ったら相当時間がかかります。

まずは、チャート上で基準線を見て、トレンド相場の時のローソク足と基準線の絡まりを検証していくと面白いと思います^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

財テクアドバイザーゆんでした^^

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