この記事では、エリオット波動の特徴と、エリオット波動第3波のとり方を解説します^^
・エリオット波動は使えないって聞くけど、ホント?
・エリオット波動の1波はどうやって見つけるの?
・エリオット波動2波や4波は、なぜトレードしないの?
・エリオット波動3波はどうやってとるの?
という疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
エリオット波動を使わずにトレードしている人もたくさんいますが、エリオット波動が見えるようになると、トレードがとってもラクになります^^
記事の前半では、エリオット波動それぞれの波の特徴を解説して、後半では、エリオット波動3波のとり方をチャート画像で解説します。
この記事を読み終えると、『エリオット波動』が見えるようになって、トレードが楽しくなりますよ^^
目次
FXトレードで使うエリオット波動とは
この理論によると、相場には「上昇5波動」と「下降3波動」が存在する。
引用元:Wikipedia
「外為オンライン」さんから画像を借りました^^
引用元:https://www.gaitameonline.com/academy_chart13.jsp
さらに、値動きの周期には長短さまざまなものがあり、「サイクル」という大波動の波の一つ一つのなかに、「プライマリー」と呼ばれる上昇5波があったり、その細部にもまた「インターミディエート」という小波動があったりと、いわば、”入れ子細工”のような構造になっている点に特徴があります。
引用元:https://www.gaitameonline.com/academy_chart13.jsp
外為オンラインのHPでは、エリオット波動に関しての長い解説がありますが、細かいことはわからなくても大丈夫です。
理論好きな人は理論を学ぶと理解が早いと思いますが、私は感覚派なので、理論は頭に入ってきません(+_+)
「値動きのイメージとしては、上昇は「W」、下降は「逆さN」の字形で動くと覚えておく」
↑↑この文章だけ頭に入れておくといいですね。
それでは、エリオット波動のそれぞれの波の特徴を解説します。
エリオット波動第1波の特徴
②長めのローソク足が出る
第1波の最大の特徴は「いつ始まるかわからない」っていうことですね。
レンジ状態のところから上や下に大きく抜けた波が第1波です。
チャート画像で見てください。
◆エリオット波動 1時間足◆
大きく抜けたといっても、このチャートは1時間足レベルでの抜け方なので、4時間足、日足では、たいして大きくはないですね。
なので、1時間足以下のトレードシナリオは立てられるけど、4時間足以上ではまだまだ監視中ってことになります。
1時間足と同じ場面の4時間足を見てください。
◆エリオット波動 4時間足◆
4時間足では、大きな下落のあとの調整の戻りになっています。
2本のブルーの縦ラインの間が、1時間足ではアップトレンドになっているわけですね。
日足も見てください。
◆エリオット波動 日足◆
↑↑日足
日足も新型コロナウイルスでの大きな下落が2月の後半にあり、V字で回復はしましたが、高値は超えられず、下落している最中の調整のちょっとした上昇です。
ネックラインに戻りをつけているので、スイングトレーダーはここから短期足を見て、売りを入れてくるところですね。
1時間足ではアップトレンド中なので、「まだ上がるかも(^-^)」と買いを入れてしまうと、あっという間に逆行されてロスカットになる場面です(+_+)
マルチタイムフレームの環境認識ができていると、1時間足では波が終わったから、アップトレンドは継続しないだろうとわかりますが、1時間足以下だけを見ているとわからないですよね。
エリオット波動がわかっていると、「5波が出たので様子見かな」ということができます^^
環境認識まで話が拡大してしまいました。
環境認識がわからないよ~という方は、↓↓下の記事を参照してくださいね。
⇒FXの環境認識が「できない」人のための練習のコツと使う時間足
どこまでいったら第1波と認定するのかは、別の記事で詳しく解説しているので、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント
エリオット波動第2波の特徴
②1波の安値、高値を超えない
③波が荒い
第2波の最大の特徴は、「どこで波が終わるかわからない」ってことです。
◆第2波の特徴①:どこで終わるかわからない◆
エリオット波動第2波は第1波のだいたい半値かフィボナッチリトレースメント61.8あたりまで来ることが多いのですが、76.4まで来ることもあります。
また、38.2までしか来ないときもあります。
フィボナッチリトレースメントって何?という方と、使い方がわからない方は、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒フィボナッチリトレースメントを使ってFXで利益を出す3つのステップ
画像を見てください。
まずはフィボナッチリトレースメント61.8の押しから。
◆フィボナッチリトレースメント 61.8の押し◆
↑↑61.8の押し
次にフィボナッチリトレースメント76.4の押し
◆フィボナッチリトレースメント 76.4の押し◆
↑↑76.4の押し
次は、フィボナッチリトレースメント38.2の押し
◆フィボナッチリトレースメント 38.2の押し◆
↑↑38.2の押し
フィボナッチリトレースメント61.8に来ることが多いから、「61.8に来たらエントリー」っていう条件だけだと、ロスカット位置を近くに置いた場合、76.4まで来てしまったら、すぐにロスカットですね。
そのような失敗を避けるトレード手法は切り上げライン、切り下げラインを引くことです。
あとで解説します^^
◆第2波の特徴②:1波の安値、高値を超えない◆
エリオット波動第2波が第1波の安値や高値を超えてしまうと、トレンドが崩壊してしまうので、シナリオの立て直しになります。
外為オンラインから画像をお借りしています。
引用元:https://www.gaitameonline.com/academy_chart13.jsp
◆第2波の特徴③:波が荒い◆
エリオット波動第2波の特徴の1つとして波が荒いことです。
1波、3波、5波はトレンド推進波といい、2波と4波は調整波といいます。
調整波は逆張りのせいか迷いがあり、荒くなるのかもしれないですね。
画像で見るとよくわかります。
ダウントレンド中は、上昇の①と②が調整波なので、波が荒く、アップトレンド中は、下降の③と④が調整波なので波が荒いですね。
調整波の2波と4波はどこまで行くのかわからないし、ジグザグとして波が荒いためトレードしにくいです。
そのために、トレードを控える人が多いと思います。
逆張りを好んでトレードする人もいます。
ただ、日足以上になると調整波といってもかなりの幅が出るので、デイトレーダーは日足のどの波でもトレードします。
エリオット波動第3波の特徴
②波が直線に近い
③陽線、陰線が続く
◆第3波の特徴①:第3波は第1波と同じかそれより長い◆
エリオット波動第3波は第1波より長く伸びるのが普通です。
エリオット波動第3波はフィボナッチリトレースメントの150.0か161.8まで行くことが多いです。
↑↑アップトレンドのチャート
↑↑ダウントレンドのチャート
また、第1波の高値または、安値まで到達したら、少し戻り、再度3波を延長することもあります。
チャートで解説します。↓↓
↑↑のような場合、「エリオット波動3波を狙って1波分の長さと同じくらいに指値しておいたのに、戻っちゃったー(+_+)」
って思いますよね。
ロスカットをプラスに引き上げておくと、微益で終わってたってことになります。
それを避けるには、2ポジション以上をエントリーして、まずは1波の高値で1ポジションを決済。
(ダウントレンドの場合は、1波の安値で1ポジションを決済)
そのあとは、フィボナッチリトレースメントの150.0か161.2あたりまで指値をしておくのをおすすめします。
◆第3波の特徴②:第3波の波は直線に近い◆
第3波の特徴➂と一緒に解説します。
◆第3波の特徴③:陽線、陰線が続く◆
画像を見てください。
↑↑アップトレンドのエリオット波動
この場合の3波は少し変形な3波ですが、後半は青い陽線が続いていますね。
特徴②のほぼ直線に近い伸び方をしています。
↑↑ダウントレンドのエリオット波動
赤い陰線が連続しています。
②と③の特徴2つは、同じようなことなので、このような波を見つけたら、「これはエリオット波動第3波だから、押しや戻りを待って5波をとろう」とシナリオが立てられます。
途中で3波に飛び乗ってもいいですが、飛び乗りはどうしても※リスクリワードが悪くなるので、初心者さんにはおすすめしません。
※『リスクリワードが悪くなる』利益よりも損失の割合が大きいこと
エリオット波動第4波の特徴
①第2波と同じくらいの幅になる
②第4波は第1波の高値、安値を抜けることはない
◆第4波の特徴①:第2波と同じくらいの幅になる◆
画像を見てください
↑↑アップトレンドのエリオット波動第4波
↑↑ダウントレンドのエリオット波動第4波
2波と4波はだいたい同じくらいの幅になっているのがわかると思います。
これで早すぎるエントリーを避けることができますね。
◆第4波の特徴②:第4波は第1波の高値、安値を抜けることはない◆
「外為オンライン」さんから画像をお借りしています。
引用元:https://www.gaitameonline.com/academy_chart13.jsp
厳密に言えば、多少抜けることもあります。
エリオット波動第5波の特徴
①第3波の高値、安値に届かないこともある
これは上位足のトレンド次第なのですが、短期足だけ見て第5波をトレードする場合は、エリオット波動第3波の高値や安値に目いっぱい指値を置かないで、4波の半分くらいに置くとほぼ利確されます。
↑↑上の画像を見てもわかるように、エリオット波動第3波の高値に第5波が届いていませんね。
エリオット波動それぞれの波の特徴を頭に入れて、チャートを見てみると、エリオット波動が見えてきませんか?
「お~見える~」となると嬉しいですよね^^
では、エリオット波動第3波のとり方を解説します^^
FXトレードでのエリオット波動第3波のとり方3ポイント
FXトレードでのエリオット波動第3波のとり方の3ポイントは、
①1波が出るのを待つ
②2波の押しや戻りを待つ
③切り上げライン、切り下げラインを引いてローソク足と20MAが抜けるまで待つ
「①1波が出るのを待つ」に関しては、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント
1波の確認はなるべく長期足がいいです。
◎4時間足で1波を確認した場合は、1時間足や15分足でトレード。
◎1時間足で1波を確認した場合は、5分足でトレード。
↑↑上のようにトレードするのがわかりやすいと思います^^
1時間足は5分足にしなくても、1時間足のままでもトレードできますね。
もちろん、日足や4時間足も短期足まで落とさずにトレードできます。
15分足や5分足は慣れればできますが、始めは難しいと思います。
出来上がったチャートで見ると、15分足や5分足でもエリオット波動がはっきりわかりますが、短期足は動きが早いのでリアルタイムでは波が読みにくいですね。
アップトレンドのエリオット波動第3波とり方
①1波が出るのを待つ
レンジ帯を抜いて長めの陽線が出ています。
緑色の部分が1波です。
②2波の押しや戻りを待つ
早すぎるエントリーを防ぐために切り下げラインが引けるまで待ちます。
③切り上げライン、切り下げラインを引いてローソク足と20MAが抜けるまで待つ
上のチャートのローソク足の場合は、勢いよく切り下げラインを抜けています。
このまますぐにエントリーをすると、高値掴みになることが多いので、もう一度押しを待つ方がいいです。
ダウントレンドのエリオット波動第3波のとり方
①1波が出るのを待つ
レンジ帯を抜いて長めの陰線が出ています。
緑色の部分が1波です。
②2波の押しや戻りを待つ
早すぎるエントリーを防ぐために切り下げラインが引けるまで待ちます。
③切り上げライン、切り下げラインを引いてローソク足と20MAが抜けるまで待つ
利確の位置
エリオット波動第3波を利確するには、利確位置がわからないと指値ができませんね。
エリオット波動第3波は1波以上に伸びることが多いので、1波の波の長さをMT4のトレンドライン描写機能を使って測り、それをそのまま2波の終わりの位置、つまり3波の始まりの位置にあてます。
1波分の長さまでならほぼ行くので安心です。
MT4のトレンドラインの出し方は、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒FXのZigZag(ジグザグ)の使い方と勝てる手法【初心者向け】
または、第3波の特徴のところで解説したように、フィボナッチリトレースメントを使って150.0か161.8に指値をしておきます。
ロスカットも設定しておけば、チャートをずーっと見ている必要はないですね^^
途中で何回か確認して、含み益が出ていたら、ロスカット位置をプラスにずらしておけば、損をすることがなくなるので、安心です。
まとめ
FXでエリオット波動は使えない?特徴と第3波の取り方3ポイント
について解説しました^^
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
◎エリオット波動の基本
◎エリオット波動各波の特徴
◎エリオット波動第3波のとり方3ポイント
エリオット波動はレンジ相場では使えない理論だと思います。
レンジ相場といっても15分足以下のレンジ相場の場合です。
1時間足の大きなレンジ相場なら、5分足でトレンドが出ているので、エリオット波動が使えます。
エリオット波動はとっても使える理論ですよね。
でも、エリオット波動だけでは勝ち続けるのは難しいと思います。
エリオット波動を見ながら、自分に合ったインジケーターをプラスしてルールを作ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
財テクアドバイザーゆんでした^^
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