この記事では、FXトレード手法の基本、ライントレードの『リテスト』について解説します。
・FXトレードで言われる『リテスト』って何？
・FXトレードの基本にある押し目、戻り目とは違うの？
・『リテスト』ってどの時間足を見るの？
・FXトレードで言われる『リテスト』って何？
・FXトレードの基本にある押し目、戻り目とは違うの？
・『リテスト』ってどの時間足を見るの？
という疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
これから解説する『リテスト』がわかると、トレードチャンスを待つことができるので、高勝率を狙えます。
記事の前半では、「FXライントレードの基本」の解説をして、後半では、「FXライントレードでのリテスト」について解説します＾＾
「FXライントレードでのリテスト」がわかれば、徐々に勝率はアップしていきますよ。
目次
FXのライントレードって何？
FXのライントレードというのは、チャートにラインを引いて、そのラインでのローソク足の動きを見ながらトレードすることをいいます。
でも、どこにラインを引くのかわかりませんよね。
チャートを見てみましょう。
◆ドル円1時間足◆
ドル円の1時間足です。
ダウントレンドからアップトレンドに切り替わっていますね。
オレンジで囲ったところがダウントレンドです。
ダウントレンドで意識されるところに水平ラインを引きます。
緑色のラインが意識されるレートです。
どこに注目してラインを引いたのかわからないですよね。
オレンジの〇で囲みました。↓↓
オレンジの〇が意識されるレートです。
山になっているところや、何度もタッチしては跳ね返されているところが意識されているところです。
ローソク足のヒゲ先でラインを引くか、実体で引くかは特に決まりはありません。
私は実体で引くことが多いです。
1本のラインとして見るのではなく、ゾーン（レートに幅をもたせる）として見るのがいいと思います。
この水平ラインを目安にして、上のチャートの相場では、ダウントレンド転換後のアップトレンドをトレードしていきます。
それがライントレードです。
アップトレンドをトレードする場合は、ラインを上にブレイクした後、押し目を待って買いトレードをするのが基本です。
FXライントレードの『リテスト』って何？
FXライントレードの『リテスト』っていうのはラインをブレイクした後、再びブレイクしたラインに戻ってくることを言います。
つまり、押し目・戻り目のことです。
ブレイクしたラインに確認しにいくとも言います。
先ほどのドル円のチャートを見てください。
◆ドル円1時間足◆
ダウントレンドからアップトレンドに切り替わるところを拡大します。
◆ドル円1時間足拡大◆
水平ライン①を上にブレイクしたところに色を付けます。
ドル円1時間足水平ライン①をブレイク
薄いブルーで色を付けたところを15分足で見ます。
ドル円15分足水平ライン①をブレイク
水平ライン①を上にブレイクした後、また①に戻ってきました。
ここで買いエントリーしてもいいのですが、1時間足を見てください。
◆ドル円1時間足ネックライン◆
1時間足を見ると、赤のネックラインをヒゲで抜けていますが、ローソク足の実体では抜けていません。
ここはトレードを見送ることにします。
水平ライン②を上にブレイクした後を1時間足で見てみましょう。
ドル円1時間足水平ライン②をブレイク
薄いブルーで色を付けたところを15分足で見てみます。
ドル円15分足水平ライン②をブレイク
水平ライン②を上にブレイクした後、再び水平ライン②にリテスト（押し）しています。
この場合は、1時間足のネックラインもローソク足の実体でブレイクしているので、リテスト（押し）を待って買いエントリーします。
利確位置
利確位置はエリオット波動を使うとわかります。
◆ドル円1時間足◆
エリオット波動の1波の長さを測り、同じ長さを3波の始まりからあてて、利確位置を決めます。
水平ライン④の少し上になります。
エリオット波動がわからないよ～という方は、↓↓の下の記事を参照してくださいね。
⇒FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント
水平ライン②のブレイク後のリテストで買いエントリーしたので、
・③のラインで利確
・④のラインで利確
・エリオット波動の1波と同じ長さの位置で利確
の3つの利確が考えられます。
指値をしておけばいいので、ずっとチャートに張り付いている必要はないです。
水平ライン③を上にブレイクした後を1時間足で見てみましょう。
ドル円1時間足水平ライン③をブレイク
薄いブルーで色を付けたとろこを15分足で見てみます。
ドル円15分足水平ライン③をブレイク
水平ライン③にリテストした後、15分足のピンク色の20MAを上に抜けて、戻ったところを買いエントリーします。
利確は水平ライン④か、直近高値の少し手前に指値をしておきます。
このようにリテストを利用してトレードすると勝率がアップするので、ぜひ練習してみてください。
FXの『リテスト』って押し目・戻り目とは違うの？
FXの『リテスト』は押し目・戻り目と同じです。
私の場合は、15分足以下の小さい押し目・戻り目をリテストと言い、1時間足以上の場合は押し目・戻り目を使うという感覚です。
FXライントレードの『リテスト』はどの時間足を見るの？
FXライントレードの『リテスト』はどの時間足でも見ることができます。
でも、15分以下の短い足だと確実性がなく、特に5分足だと早いローソク足の動きで飛び乗ってしまいがちです。
30分足や1時間足でリテストを確認してから短期足に切り替えることをお勧めします。
まとめ
fxライントレードで勝てない？高勝率を狙うならリテストがポイント
について解説してきました。
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
◎FXのライントレードというのは、チャートにラインを引いてそのラインでのローソク足の動きを見てトレードすることをいいます。
◎チャート上で山になっているところや何度もタッチしては跳ね返されているところが意識されているところです。
そこにラインを引きます。
◎FXライントレードの『リテスト』というのはラインをブレイクした後、再びブレイクしたラインに戻ってくることを言います。
◎1時間足で『リテスト』を使い、15分足でエントリーする手法を解説しました。
◎利確位置はエリオット波動や水平ラインを使って指値することができます。
◎『リテスト』と押し目・戻り目は同じ意味です。
◎『リテスト』はどの足でも見ることができますが、短期足では確実性に欠けるので1時間足以上で『リテスト』を確認してから短期足に切り替えることが勝率を上げるポイントの1つです。
水平ラインを引いて『リテスト』を使うと、待つトレードができるので、勝率がアップします。
ラインがあると目安ができるので早まったエントリーを避けることもできますね。
トレードを始めた時は、自分の引いたラインは信じられなかったのですが、何回も引くうちに意識されるラインがわかってきます。
1時間足以上でラインを引いてみて短期足で確認してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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