FX宅トレ講座ブログ読者さんの勝ちトレード報告を解説します。
ブログ読者のAさんからは環境認識の確認やエリオット波動の確認などの質問メールがよく来てました。
Aさんは2人のお子さんがいる30代の女性です。
FXは1年前から始めて、最初の2~3か月は本を読んだり、いろんな方のYouTubeを見たり独学で勉強していたそうです。
昨年4月に有料コミュニティに入会、年末には退会し、学んだことを活かしながら、さらにしっかりとしたトレードが出来るように私のFX宅トレブログとメルマガでチャート分析を続けているということです。
基礎はできていらっしゃるようなので、あとは実践での学びを繰り返すことでスキルは伸びていきますね。
Aさんのトレードをチャートで見てみましょう。
目次
2022.1.14 EUR/AUD 15分足 買いトレード
《2022.1.14 EUR/AUD 15分足》
70pips近くとれているトレードです。
Aさんは環境認識を以下のようにしています。
ブログ読者Aさんの環境認識
今回はユーロオージーでエントリーをしました。
4時間足ですとまだレンジの中のようでした。
ですので、1時間足にして見てみました。
1時間足にするとピンクで書いたように、私が見た時には1波が終わり2波の調整中といった感じだったので、2波のこのトレンドの波が抜ければ第3波がやってくるのではないかと考えました。
今度は15分足にして、そこで更に小さなエリオット波動を描き、トレンドラインを上に抜けたのでエントリーをしました。
利確ポイントはフィボナッチリトレースメントを引いて、161.8のところを目安に1.58400にして、損切ラインは1.57525にしました。
途中確認すると、グン!とスタートラインまで戻ってきてしまい、やっぱり目線違ったのかなと、いつもの私だと利益小さくか、もしくは損切だして終わっていたと思うのですが、自分の予想した目線を信じて待ってみることにしました。
そして夜中に利確することが出来ていました。
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Aさんの環境認識からトレードまでをチャートで見てみます。
まず、4時間足を見てみましょう
◆1月14日 ユーロオージー 4時間足◆
《2022.1.14 EUR/AUD 4時間足》
縦の紺のラインが1月14日の始まりです。
4時間足はレンジ中ですね。
では、1時間足を見てみましょう。
◆1月14日 ユーロオージー 1時間足◆
《2022.1.14 EUR/AUD 1時間足》
1時間足はネックラインを上に抜けているところですね。
縦の紺のラインを右に少しずらします。
赤色のネックラインを大きく上にブレイクして、1波を形成し、調整の2波ができているところです。
Aさんは以下のように分析していましたね。
見やすいように拡大します。
赤色のネックラインを大きく上にブレイクして、1波を形成していますね。2波はネックラインに ※リテスト(戻りをつけている)しています。
リテストについては↓↓の記事を参照してくださいね^^
⇒fxライントレードで勝てない?高勝率を狙うならリテストがポイント
1時間足で7日~13日の下落の波にトレンドラインを引きます。
1月14日 ユーロオージー 1時間足 トレンドライン
1時間足でトレンドラインを引きました。
縦の紺のラインをさらに右にずらします。
縦の紺のラインを右にさらにずらしました。
15分足で見てみます。
◆1月14日 ユーロオージー 15分足◆
《2022.1.14 EUR/AUD 15分足》
トレンドラインを上にブレイクした後のユーロオージー15分足です。
オレンジ丸のところを見るとわかるように、水色のトレンドラインにリテストして再度上昇していますね。
Aさんが言っていたエントリーした後の解説で、
「途中確認すると、グン!とスタートラインまで戻ってきてしまい、やっぱり目線違ったのかなと、いつもの私だと利益小さくかもしくは損切だして終わっていたと思うのですが、自分の予想した目線を信じて待ってみることにしました。」
上のチャート画像のリテスト(押し目)がその部分ですね。
レートは直近高値、安値をブレイクするとしばらく伸びてから戻ることが多いです。
それを理解していないと「あー戻って来ちゃったから決済しよう」と微益で決済してしまいますね。
ユーロオージー15分足エントリーポイント
今回は3波が2回に分けて伸びています。
一気に1回で伸びることもありますが、上のチャートのように波を作って伸びる時もあります。
利確ポイントの見つけ方
Aさんは利確ポイントをフィボナッチリトレースメントで測っています。
エリオット波動の1波にフィボナッチリトレースメントをあてると右に数値が出てきます。
AからBにあてます。
詳細はフィボナッチリトレースメントに関しての記事を参照してくださいね。↓↓
⇒フィボナッチリトレースメントを使ってFXで利益を出す3つのステップ
利確ポイントは150.0~161.8です。
Aさんは161.8ラインに指値をしています。
ピタリと利確されてますね!
FX宅トレ講座ブログ読者Aさんの検証方法
Aさんは以下のように検証を行っているそうです。
利確できた場合はどこが良かったのか、損切した場合はどこが悪かったのか、今後何に注意すればいいのか、過去のチャートなども見ながらそういった点もメモにとるようにしています。
やはり、トレード記録を残しておくのは大切だと思います。
それも数値だけでなく、Aさんのように良かった点、良くなかった点を書き残すことが大事ですね。
記憶力に優れている人は記録を残すことは必要ないと思いますが、私は凡人なので頭で考えて理解してもすぐに忘れてしまいます。
書き残したからといってすぐにスキルアップはしませんが、その積み重ねが大切ですね。
Aさんの今後のトレードが楽しみです。
ゆん先生、お世話になっております。
分かりやすい解説、いつもありがとうございます。
先生は解説の中で、ネックラインという表現をよくお使いですが、私はネックラインと言いますと、ダブルボトムや、三尊などのラインだけを思い浮かべます。
ゆん先生は、過去に何度も意識されたレートのラインやレジサポレインなども
ネックラインと称し、その時に優位性が高く、トレードの軸となりそうなラインの
総称をネックラインとおっしゃっていらっしゃるように受け止めますが、このような解釈でよろしいでしょうか。
安藤健志様
コメントをありがとうございます。
>>その時に優位性が高く、トレードの軸となりそうなラインの
総称をネックラインとおっしゃっていらっしゃるように受け止めますが、このような解釈でよろしいでしょうか。
はい。その解釈でいいです。
私は目立つ高値、安値をネックラインと呼んでいます。
どこでもいいので、1時間足で目立つ高値を見つけてください。
そのチャートを4時間足や日足に替えるとネックラインになっています。
戻り高値や押し安値も広い大きな目線で見るとネックラインになっています。
そのような見方をしています。
わからないことがありましたら、またコメントくださいね。
ありがとうございました。
ゆん