この記事では、エリオット波動が使える短期足はどの足なのか、ということと、エリオット波動のカウントのコツを解説します^^
・波のカウントの仕方がわからない
・エリオット波動の教科書のような波が見つからない
という疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
初心者さんはローソク足の急な動きに翻弄されがちですよね(+_+)
エリオット波動が見えるようになると、シナリオが描けるようになり、エントリーポイントまでじっくりと待つことができます。
待つことができないとFXでは勝てるようにならないです。
記事の前半では、「エリオット波動が使える短期足はどの足なのか」ということを解説して、後半では、エリオット波動のカウントのコツを解説します。
この記事を読み終えると、『エリオット波動のカウントのコツ』がわかり、目の前が開けるようになりますよ^^
目次
エリオット波動は何分足で使えるの?短期足でも使えます
エリオット波動を解説しているブログやYouTubeはイラストで解説していることが多いので、特に何分足なのか、何時間足なのかは説明していないと思います。
チャートはどの足でもトレンドとレンジで出来ているので、何分足でも何時間足でもエリオット波動は使えます。
シナリオを立てる時に、4時間足以上で環境認識をした方がいいので、エリオット波動を使ってトレードしている人は、やはり4時間足以上でエリオット波動を見つけてシナリオを立てます。
なので、長期足しか使えないのかな?と思う人も多いのかも。
私は、日足や4時間足で環境認識してから、ポイントにきたら短期足を見ます。
その時もエリオット波動を見てエントリーしています。
環境認識って何?ですよね。
環境認識がわからないよ~という方は、↓↓下の記事を参照してくださいね。
⇒FXの環境認識が「できない」人のための練習のコツと使う時間足
簡単に言うと、
トレンドが出ているのか出ていないのかを確認する
《トレンドが出ている場合》
・アップトレンドなら⇒押し待ち
・ダウントレンドなら⇒戻り待ち
《トレンドが出ていない場合》
・エリオット波動1波が出るまで待つ
・レンジトレードをする
ということです。
ピンポイントでエントリーは難しいので、だいたいのところでエントリーしますが、短期足でもエリオット波動がキレイに見えるところだと、トレードもすんなり決まります。
4時間足の1波の中に1時間足や15分足のエリオット波動1波~5波がある
ちょっと難しいかもしれませんが、「4時間足のエリオット波動1波の中」に1時間足や15分足、5分足のエリオット波動1波~5波があります。
「4時間足のエリオット波動1波の中」にというのは、1波に限らず、2波、3波、4波、5波もです。
2波、4波は調整波なので、エリオット波動を作らない時もあります。
これがわかった時は、「チャートってスゴイ!」と感動しました。
エリオット波動が見える!という意識をもってチャートを見ると、あなたにも絶対見えてきますよ。
4時間足の1本は1時間足の4本分なので、4時間足の集合体であるエリオット波動の1波の中に、1時間足のエリオット波動があるのは当たり前なんですけど、ここがなかなか理解できませんでした。
また、同じように、1時間足の1波の中に15分足5分足のエリオット波動1波~5波があります。
画像で解説します^^
↓↓下の画像はユーロ円4時間足のチャートです。
黄緑色の部分がエリオット波動1波(仮)です。
仮というのは、まだ2波が出来てないからです。
今は、2波を作りにいっているところかなぁ と見ます。
4時間足の1波と思われるところにピンク色でマークをしました。
これを1時間足にしてみます。
◆1時間足のエリオット波動1波~5波◆
このピンクの部分が4時間足の1波です。
1時間足では、ちゃんとエリオット波動ができています。
ただ、まだ波の作成途中なので、オレンジ色の〇で囲ったところの下落が1時間足のエリオット波動4波の可能性もあります。
次に15分足にしてみます。
◆15分足のエリオット波動1波~5波◆
ピンクの部分が4時間足の1波です。
15分足でもちゃんとエリオット波動ができています。
15分足はかなり細かい波がいくつも出来ているので、ジグザグとしている波を全部見てしまうとわからなくなりますね。
波は大きく捉えてください。
次に、5分足ですが、4時間足の1波を5分足にすると、前面ピンクになってしまうので、1時間足の1波を5分足にしてみます。
1時間足の1波の中に15分足5分足のエリオット波動1波~5波がある
◆1時間足のエリオット波動1波◆
淡いブルーの部分が1時間足のエリオット波動1波です。
15分足にしてみます。
◆15分足のエリオット波動1波~5波◆
淡いブルーの部分が1時間足のエリオット波動1波です。
15分足でもエリオット波動ができていますね。
5分足にしてみます。
◆5分足のエリオット波動1波~5波◆
淡いブルーの部分が1時間足のエリオット波動1波です。
5分足でもちゃんとエリオット波動ができていますね^^
この場合は、2つのエリオット波動が重なっています。
◆5分足エリオット波動1つ目◆
◆5分足エリオット波動2つ目◆
このようにエリオット波動が重なってできるときもあります。
画像でわかるように、4時間足の1波には、1時間足以下のローソク足でエリオット波動ができているんです。
というわけで、エリオット波動は短期足でも使えるということがわかりますね。
スキャルパーの中には、例えば、4時間足でアップトレンドやダウントレンドが出ているときに、短期足でエリオット波動を見てトレードしている人もいると思います。
エリオット波動のカウントのコツ
エリオット波動のカウントのコツは、高値、安値がポイントです。
また、1波がわかると2波、3波と見えてくるので、1波を見つけるのもポイントですね。
1波の見つけ方がわからない方は、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント
画像を見てください。
アップトレンドのエリオット波動
↑↑このユーロ円のチャートでエリオット波動をカウントしてみてください。
↓↓波を描いてみました。
↑↑のチャートは4波の押しが浅いですが、まあまあわかりやすいエリオット波動が出ていますね。
では、次のチャートでエリオット波動をカウントしてみてください。
↑↑は4波がヨコヨコになってますね。
↓↓波を描いてみました。
では、次はどうでしょう。
これは、波がたくさんあって、わかりにくいですね。
こういうチャートでのエリオット波動のカウントコツは「1波の高値を超えるまでは3波とはカウントしない」っていうことです。
↓↓波を描いてみました。
チャートを見るとわかるように、FXの教科書本にあるイラストみたいにキレイなエリオット波動はなかなか出ません。
なので、チャートをたくさん見て、慣れるしかないんですね。
私も最初は全然わかりませんでしたが、だんだん見えるようになりました。
エリオット波動を見るコツは、『ローソク足を細かく見ない』『波を大きく捉える』っていうのがポイントですね。
・ローソク足を細かく見ない
・波を大きく捉える
MT4に入っているZigZag(ジグザグ)インジケーターを使うと、波をどう捉えるのかが、わかりますよ。
ZigZag(ジグザグ)インジケーターの設定に関しては↓↓下の記事を参照してくださいね^^
⇒FXのZigZag(ジグザグ)の使い方と勝てる手法【初心者向け】
次は、ダウントレンドのエリオット波動を見てみましょう。
ダウントレンドのエリオット波動
エリオット波動は「上昇5波、下降3波で形成される」というのが一般的ですが、私は下降も5波で捉えるときがあります。
その方がわかりやすいからです。
ユーロドルのチャートでエリオット波動をカウントしてみてください。
↓↓波を描いてみました。
このようにダウントレンドも5波で見ると、私にとってはわかりやすく、5波も売り(ショート)でとることができます。
次のチャートもカウントしてみてください。
これは、2波の戻りが浅いですが、ちゃんと3波を作っています。
↓↓波を描いてみました。
チャートを見るとわかるように、エリオット波動の1波がわかると、アップトレンドだったら、2波の押し、ダウントレンドだったら、2波の戻りを待って、3波をとるためのトレードができますね^^
ただ、波は一直線で上がったり、下がったりするわけではなく、ジグザグと上がったり下がったりします。
ここがなかなか腑に落ちませんでした。
↓↓下のポンド円のチャートをもう一回見てください。
うまく3波に乗って、「含み益が出たぞー」と思ったら、また押しを作ってしまいました。
「えええ~ 利益がなくなる~」ってビビって微益で決済してしまう(+_+)
でも、しばらくすると上昇していく。
っていうことがよくありました。
これはレジスタンスがあるからなんですね。
日足を見てみると、ネックラインがあります。
それが、レジスタンスになって、いったん止められ、押しを作ります。
4時間足で見ると、こんな感じ↓↓
いったん止められますが、日足はアップトレンド中なので、そのままどんどん下降しないで、また、上昇していく。
っていうことです。
せっかく3波に乗って、大きな利益を取ろうと思ってたのに、微益だった(+_+)
という悩みの対処法は、分割決済です。
サポートライン、レジスタンスラインが引けてることが前提ですが、目的地までサポートラインやレジスタンスラインが何本かあったら、それぞれのライン到達で決済すれば、ポジションが全部微益で終わった(*_*)
っていうことは避けられますね^^
まとめ
エリオット波動は何分足で使えるの?短期足での見方とカウントのコツ
について書いてきました。
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
◎4時間足の1波の中に1時間足や15分足、5分足のエリオット波動1波~5波がある(チャートで解説)
◎1時間足の1波の中に15分足5分足のエリオット波動1波~5波がある(チャートで解説)
◎エリオット波動のカウントのコツは、高値、安値がポイント
最初は、日足、4時間足、1時間足、などが個別のチャートに見えていて、ドル円ならどの分足、時間足を見てもドル円で、ポンド円ならポンド円なんですが、なかなか繋がらなかったです。
いつから見えるようになるのかは、個人差がありますが、チャートを見続けているうちにある日、「あっ見える!」となります^^
そうなるとチャートを見るのが楽しくなります^^
1つの通貨ペアでいいので、いろんな時間足に替えながら4時間足のエリオット波動1波が1時間足以下でどうなってるか見てくださいね。
日足のエリオット波動1波を4時間足で確認してもいいですね。
エリオット波動1波がわからなくても、連続した陽線、陰線があれば、その部分をマークして他の時間足で見てみるとおもしろいと思います。
慣れればエリオット波動は見えてきます^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
財テクアドバイザーゆんでした^^
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ご連絡お待ちしてます!
よろしくお願いします^^
初めまして。
エリオット波動を勉強していて、バイナリーに使えないか模索してます。
fxもしていて、エリオット波動を使いトレードしてます。
みんなエリオット波動は5波形成と勘違いしてますが、実際は8波形成です。
アップトレンドなら、上昇5波の下降3波です。
ダウントレンドなら逆ですね。
実際、エリオット波動のエントリーでは、3波と5波を狙いますね。
3波は1波分の値幅ほど伸びる傾向が強く、エリオット波動の定義による
2波は、1波の底値を下回らない
と言うのがあり3波を見付ける事ができます。
5分足のエリオット波動が2つ重なるってのがありましたが、そんなことはないです。
カウントミスですね。
実際、ブログの5分足チャートではキレイな上昇です。押し目もキレイです。ただ、これはダウ理論に過ぎません。
エリオット波動の定義では、推進5波の修正3波です。なので、修正3波が見られないことから、エリオット波動ではないと言う事です。
コメントをありがとうございます。
エリオット波動の解説をありがとうございます。
私はエリオット波動の研究者ではないので、
自己流でトレードに生かしています。
エリオット波動は絶対の正解というものはないと思うので、
各個人でわかりやすいようにトレードに使っていけばいいのではないかと
思っています。
コメントをありがとうございました。
ゆん