この記事では、エリオット波動1波のラインの引き方と、実践で使えるエリオット波動2波と5波のとり方を解説します^^
・エリオット波動の実践での使い方がわからない
・エリオット波動の2波と5波はどうやってとるの?
という疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
エリオット波動1波のラインの引き方がわかれば、1波の長さがだいたいわかるので、トレードしやすくなりますよ^^
2波はあまり欲張らないことがコツで、5波は4波の半分まで目指せばOKです。
記事の前半では、「エリオット波動1波のラインの引き方」を解説して、後半では、「エリオット波動の2波と5波のとり方」を解説します。
この記事を読み終えると、「エリオット波動の2波と5波」がとれるようになりますよ。
エリオット波動3波のとり方は、別の記事があります。
そちらを参照してくださいね^^
⇒FXでエリオット波動は使えない?特徴と第3波の取り方3ポイント
目次
エリオット波動のラインの引き方
エリオット波動1波のラインの引き方は、まずエリオット波動1波の定義がわからないと引けないですよね。
エリオット波動1波の定義は、3つのポイントに注目してください。
①レンジ状態のローソク足から強めのローソク足が出現する
②強めのローソク足がネックラインや戻り高値、押し安値をブレイクしている、又は、戻り高値、押し安値に到達している
③20MAをブレイクしている
20MAって何?っていう方は、↓↓下の記事を参照してくださいね^^
エリオット波動1波の見つけ方は↓↓下の記事も参照してくださいね^^
⇒FXトレードで使えるエリオット波動の1波が見つかる3ポイント
では、チャートを見てください。
◆ユーロドル1時間足◆
①レンジ状態のローソク足から強めのローソク足が出現する
オレンジ〇のレンジ状態のローソク足から、強く長めのローソク足が出ていますね。
20日移動平均線(MA)を入れてみます。
②強めのローソク足がネックラインや戻り高値、押し安値をブレイクしている、又は、戻り高値、押し安値に到達している
③20MAをブレイクしている。
20日移動平均線(MA)とネックラインを上に抜けて、☆印の戻り高値の近くまできていますね。
ただ、出来上がった状態のチャートなので、戻り高値付近の価格から下げていて第2波を作っているのがわかりますが、リアルタイムでは1本赤い陰線が出たからといって、第2波になるとは言えないですよね。
結局2波だとわかるのは、3波が出てからなんです。
ラインの技術的な引き方については、↓↓の記事を参照してくださいね^^
⇒FXのZigZag(ジグザグ)の使い方と勝てる手法【初心者向け】
↑↑上の記事内の「MT4でトレンドラインの延長をなくす方法」のところで解説しています。
エリオット波動第2波のとり方(トレード手法)
エリオット波動第2波のとり方(トレード手法)を解説します^^
先ほどのユーロドル1時間足を見てください。
1時間足では、長い陰線が出てから「ん?2波かな」と気づきますね。でもそのあとすぐに、3波が始まってしまいます。
1時間足のままだと2波はとりにくいので、「1波がそろそろ終わるかなぁ~」と思ったら、15分以下の足で様子を見ます。
1時間足が確定してから15分足に切り替えるのがいいですね。
1時間足で戻り高値に近づいて、その足が確定したら15分足に切り替えます。
15分足に切り替えたあと、まだ陽線が続くようなら、また1時間足確定後に15分足に切り替えます。
エリオット波動第2波のエントリーポイント15分足
エリオット波動第2波のエントリーポイントを15分足で解説します^^
◆ユーロドル15分足◆
15分足を見ているとダブルトップのようなものを作りました。
あまりきれいなダブルトップではないですが、この局面では、ダブルトップのネックラインと20日移動平均線(MA)を下に抜けたときにエントリーします。
ダブルトップのネックラインと20日移動平均線(MA)を下に抜けたローソク足の次の足からエントリーでもいいですが、※リスクリワードが悪くなります。
※「リスクリワードが悪くなる」というのは、利益と損失の割合が1:1以上(損失の方が大きい)になってしまうことです。
利確位置は、ダブルトップの2倍分の長さの位置です。
利確位置はダブルトップの2倍分の長さ
ダブルトップ、ダブルボトムをブレイクした時は、だいたい2倍分の長さまでは価格がいきます。
《この時の獲得ピプス》
ネックラインを下抜けするときにエントリー ⇒ 約17ピプス
次の足からエントリー ⇒ 約12ピプス
エリオット波動第2波のトレードをするなら、4時間足以上の第2波を狙った方が、リスクが少ないと思います。
短期足だと、動きが激しいニューヨーク時間では、もたもたしているとすぐに逆に持っていかれてしまいます。
4時間足で見てみましょう。
◆ユーロドル4時間足◆
エリオット波動第1波が出ているか確認します。
②強めのローソク足がネックラインや戻り高値、又は、押し安値をブレイクしている
③20MAをブレイクしている
エリオット波動1波の定義があてはまりますね。
「1波が終わったかな」と思ったら、1時間足に切り替えます。
エリオット波動第2波のエントリーポイント1時間足
エリオット波動第2波のエントリーポイントを1時間足で解説します^^
◆ユーロドル1時間足◆
ネックラインを下に抜けていますね。
紫色の縦ラインから右側は見えないものとしてシナリオを立てます。
例えば、
・20SMAまで戻って陰線が出たら売りエントリー
・長い陰線を下に抜ける時に売りエントリー
などです。
1時間足でエントリーしてもいいし、15分足以下で細かく見てエントリーしてもOKです。
私は切り上げラインを引いて切り上げライン下抜けからエントリーします。
利確位置はダブルトップの頭とネックラインを結んだ長さの2倍を測って決めます。
ピッタリに指値すると、指値にかからないこともあるので、8割くらいに指値をしていた方が安全です。
こじつけと思われるかもしれませんが、ダブルトップやダブルボトムがわかったら、測ってみてくださいね。
「指値の仕方がわからない~」という方は、↓↓の記事を参照してくださいね^^
《このトレードの獲得ピプス》
切り上げライン抜けからエントリー ⇒ 約53ピプス
ネックライン抜けからエントリー ⇒ 約46ピプス
ネックライン下抜け ⇒ネックラインに戻ったあと、次の足からエントリー ⇒ 約61ピプス
という結果です。
エリオット波動第5波のとり方(トレード手法)
エリオット波動第5波のとり方(トレード手法)を解説します^^
先ほどのユーロドル1時間足を見てください。
◆ユーロドル1時間足◆
エリオット波動の第4波までラインを描いてみてくださいね。
↓↓このようになります。
4波がキレイにジグザグと波を描いていますね。
4波のところに色をつけて、15分足にしてみます。
◆ユーロドル1時間足◆
◆ユーロドル15分足◆
15分足にすると、下降のエリオット波動ができていますね。
1時間足では上昇トレンド中ですが、1時間足の調整波である、エリオット波動第4波は15分足以下で下降トレンドになることがあります。
エリオット波動第5波のエントリーポイント
エリオット波動第5波のエントリーポイントを解説します^^
①エリオット波動4波に切り下げラインを引きます。
②切り上げラインを上に抜けた足の次の足からエントリーします。
この場合は、オレンジの切り下げラインを上に抜けた時点で、エリオット波動4波の真ん中あたりまで価格が到達しているので、リスクを避けるためにエントリーは見送るか、もしくはダブルボトムの2倍は行くと考えて指値をしておきます。
急激に動いているとエントリーがしにくいので、思い切ってエントリーは見送って、切り下げラインまで戻ってくるのを待つのもいいと思います。
切り下げラインまで戻らないこともありますが、その場合はトレードをあきらめます。
切り下げラインまで戻ってきたあとのエントリーポイント
切り下げラインまで戻ってきたあとのエントリーポイントを解説します^^
価格が切り下げラインまで戻ってきました。
切り下げラインに戻って来たら、20MAを上に抜けるところでエントリーします。
この局面では、多少含み損が何度か発生しますが、最終的にはダブルボトムの2倍の長さまでは到達します。
利確位置はダブルボトムの2倍分の長さ
《このトレードの獲得ピプス》
・切り上げラインを上に抜けた次の足からエントリーした場合 ⇒ 約20ピプス
・切り下げラインに戻ってきたあと、再度上に抜けて、抜けた足の次の足からエントリー場合 ⇒ 約32ピプス
です。
ダブルボトムの2倍を狙ったトレードの場合の獲得ピプスなので、エリオット波動第4波の半分くらいを狙う場合は、今回は見送りの方がいいですね。
切り上げラインを上に抜けたローソク足がすでにエリオット波動第4波の半分くらいまで来ているからです。
まとめ
エリオット波動1波のラインの引き方と実践で使える2波と5波のとり方
について解説してきました^^
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
◎エリオット波動のラインの引き方
エリオット波動第1波がわからないとラインが引けないので、第1波の定義を確認してラインを引きます。
《エリオット波動1波の定義》
①レンジ状態のローソク足から強めのローソク足が出現する
②強めのローソク足がネックラインや戻り高値、押し安値をブレイクしている、又は、戻り高値、押し安値に到達している
③20MAをブレイクしている
◎エリオット波動第2波のとり方
エリオット波動第2波のトレードは、短期足では難しいことが多いので、4時間足以上を見て2波をとった方がいいですね。
◎エリオット波動第5波のとり方
エリオット波動第5波は第4波の半分くらいまでで終わることもあるので、欲張らずに指値した方がいいですね。
エリオット波動が見えると、指値位置もだいたいわかるので、指値をしておけば、ずっとチャートを見ていなくてもOKです。
エリオット波動に関しては、いくつか記事がありますので、参考にしてくださいね^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
財テクアドバイザーゆんでした^^
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コメント、ありがとうございます。
編集しました!
ネックラインの位置が違ってました。
非常に参考になりました、自分的にぼやけていた部分がありましたがスッキリ致しました。図と文字で非常に分かりやすい、助かります。他も読んでみますね。
アカギ様
コメントをありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。
出来るだけわかりやすく解説しています。
どこかわからないところがありましたら、
聞いてくださいね。
ゆん