今回は、FX初心者さんにわかりやすく、トレンドラインとチャネルラインの違いと、その2つのラインの使い方を解説します^^
目次
FXトレード分析で使うトレンドラインとは
FXトレードで使うトレンドラインは、その名前の通りトレンドが出来ている波に引くラインのことです。
画像を見てください。
◆アップトレンドの場合
画像の波はアップトレンドが出来ています。
安値、高値、安値、高値となっていますね。
これは、※ダウ理論を理解しているとわかるんですが、①の安値より③の安値が高い位置にあり、②の高値より④の高値が高い位置にあります。
高値も安値も右肩上がりに更新しているので、アップトレンドになります。
『トレンドが出来ている』ということですね。
トレンドラインを引くコツは、直近高値を上に抜けた(ブレイク)した根元から引きます。
後で、引き方を解説します^^
◆ダウントレンドの場合
画像の波はダウントレンドが出来ています。
高値、安値、高値、安値、となっていますね。
①の高値より③の高値が低い位置にあり、②の安値より④の安値が低い位置にあります。
安値と高値が右肩下がりに更新しているので、ダウントレンドになります。
『トレンドが出来ている』ということですね。
トレンドラインを引くコツは、直近安値を下に抜けた(ブレイク)した根元から引きます。
トレンドラインを抜けたら(ブレイク)どう見る?
トレンドラインをブレイク(上や下に抜ける)と「トレンドが崩れる可能性がある」と見ます。
「崩れる可能性がある」ということなので、すぐに崩れるわけではなく、またトレンドに戻ることもあります。
ちょっと抜けただけでは崩れたことにはなりません。
↑↑これ 重要です!
5分足や15分足の短期足を見ていると、グイーンとトレンドラインをブレイクしてくることがあるんですよね。
その時に、「あ!トレンドラインブレイクだ!」って思って、「エントリーだ!!」とクリックしてしまいがちです。
私はよくやってました(>_<)
ところが、ローソク足が確定してみるとヒゲでトレンドラインの内側に戻されているっていうのが、結構あります。
5分足、15分足で見ている場合は、ローソク足の確定を待ってください。
特に水平線やトレンドラインなどの、ライン上では抜けてきたからってすぐにエントリーはリスクありです。
FX分析で使うトレンドラインの正しい引き方
FX分析で使うトレンドラインの正しい引き方を解説します^^
正しいといっても数学のように絶対の正解はないので、ポイントが合っていればOKです。
また、チャートもFX会社によって違いがあるので、全く同じようには引けないです。
レンドラインはどこから引くの?起点は?
トレンドラインはどこから引くのか最初は全然わからないですよね。
先ほどの画像を見てください。
Aの一番安い値から引いてないですね。
なぜAの安値からトレンドラインを引かないのかというと、Bの価格が緑の☆の 直近高値をブレイク(上に抜く)してないからです。
下降のトレンドラインも、もう一度画像を見てください。
なぜAの高値からトレンドラインを引かないのかというと、Bの価格が緑の☆の 直近安値をブレイク(下に抜く)してないからです。
ヒゲは下に抜けていますが、ヒゲで安値更新したとは言わないからです。
(ヒゲに関しては、人によって認識が変わります)
左のローソク足の戻り高値や押し安値を見ながら、トレンドラインを引いてください。
戻り高値や押し安値の位置は人によって違います。
自分で「ココ」って決めて引いてくださいね。
トレンドラインはヒゲを入れて引くか、実体で引くか
トレンドラインを引くときに、ローソク足のヒゲを入れるか、実体にするか迷いますよね。
どちらが正解というのはないので、自分でルールを決めて引いてください。
トレードする時に、実体を重要視する人もいれば、ヒゲを重要視する人もいるからです。
ヒゲを入れる場合、ヒゲがたくさん出ていると、全てのヒゲの先端を通すのはムリなので、トレンドラインが多くあたるところを探します。
水平線も同じですよね。
ヒゲのないローソク足はほとんどないので、ヒゲにたくさんあたるところに引きます。
そこがレジスタンスやサポートになるわけですが、1本のトレンドラインにジャストのレートでサポートされることもあれば、多少抜けてしまうこともあります。
トレンドラインも水平線もライン辺りのレートというゾーンの感覚で、トレードしてみてください。
トレンドラインの角度は?
トレンドラインの理想的な角度は45度くらいです。
鋭角なトレンドラインも引けますが、キレイな波の時だけ引いた方がいいですね^^
ムリしてトレンドラインを引いても、あまり効果がありません。
トレンドは後半になると、勢いがついてくるので、最初に引いたトレンドラインと角度が違ってきます。
その時は、途中から引いてください。
2本目のトレンドラインは、ローソク足で作られた波がキレイなので、トレンドラインが引けます。
トレンドラインのインジケーターの出し方・削除・色替え
トレンドラインのインジケーターの出し方を解説します^^
①小さい赤枠の斜めの線をクリックします。
②トレンドラインを引きたいところにカーソルをあてるとラインが出てきます。
トレンドラインの削除の仕方
トレンドラインを消したい時は、
①消したいラインをダブルクリック
②小さなポッチが出るので、ラインのどこでも右クリック
③小さな窓が出るので、3番目の「削除」をクリック
これでトレンドラインが削除できます。
トレンドラインの色替え
トレンドラインの色を変えたり、太さを変えたりする編集は1番目の「Trendlineプロパティ」をクリックで出来ます。
①色を変えたいトレンドラインをダブルクリック
②小さなポッチが出るので、ラインのどこでも右クリック
③小さな窓が出るので、1番目の「Trendlineプロパティ」をクリック
④色がついている窓をクリックすると色見本が出るので、好きな色に替える
トレンドラインとチャネルラインの違い
トレンドラインとチャネルラインの違いを解説します^^
◆アップトレンドの時
トレンドライン:直近高値を上に抜けた(ブレイク)した根元を結びます。
チャネルライン: アップトレンド中の上値同士を結んで引くラインです。
◆ダウントレンドの時
トレンドライン: 直近安値を下に抜けた(ブレイク)した根元を結びます。
チャネルライン: ダウントレンド中の下値同士を結んで引くラインです。
ヒゲが長い時は、実体とヒゲに合わせて2本引く時もあります。
FX分析のトレンドラインは意味ない?いらない?
FX分析のトレンドラインは人によって引き方が違うから意味がないし、いらないという人もいますが、私は重宝してます。
トレンドラインを引くと、トレンドが終わったのが明確になるので、ビジュアル的にその後のシナリオが立てやすくなります。
さらに、エントリーポイントも見つけやすくなります。
エントリーポイントを見つけるトレンドラインの使い方
トレンドラインを使って、エントリーポイントを見つける方法を解説します^^
トレンドラインにあたったという根拠1つだけでは、エントリーするのにはリスクが高すぎます。
最低でも3つは根拠はあった方がいいですね。
ポイントはトレンドラインを抜けるまでは、トレンドが続くと考えた方が、目線がブレません^^
例えば、上の画像の場合は、
・ネックラインを上抜けしてる。
・最後の戻り高値(ラス戻り)を上抜けしてる。
・トレンドラインに戻ってきた。
・切り下げラインを上抜けしてる。
というように4つの根拠があります。
さらに20移動平均線(SMA)を入れてみます。
・エントリーポイントでは、ローソク足が20SMAの上にある。
ということで5つの根拠が重なっているので、これはエントリーポイントに成り得ますね^^
まとめ
トレンドラインの引き方とチャネルラインとの違い【FX初心者向け】
について書いてきました。
いかがでしたでしょうか^^
まとめますと、
トレンドラインを引く時は、コツがあって、直近高値、を上に抜けた(ブレイク)、または、直近安値を下にぬけた根元から引きます。
トレンドラインをブレイク(上や下に抜ける)と「トレンドが崩れる可能性がある」と見ます。
でも、ちょっと抜けただけでは、抜けたことにはならないので、注意が必要です。
水平線やトレンドラインはトレーダーが意識しているラインなので、リアルタイムで見ていると、けっこうグイーンと抜けることがあります。
ただ、そのローソク足が確定すると、ヒゲで終わっていて、トレンドラインを抜けていなかったりするので、ローソク足の確定まで待つことが重要ですね。
トレンドラインの角度は45度くらいが理想ですが、波がキレイに出ているところなら鋭角でもトレンドラインは機能します。
直近高値や安値を抜けていなくても引けるのが、チャネルラインです。
斜めのレンジ帯ということですね。
トレンドラインやチャネルラインを使うことで、相場がビジュアル的に見やすくなります。
正しく引くことが出来ると、エントリーの根拠の1つにもなるので、過去チャートで練習してみてくださいね^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
財テクアドバイザーゆんでした^^
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